かつて、こんな話しをしたヨ…

「雪が溶けたら何になるでしょう？」

彼は「水…じゃきっと違うんだよなぁ…」とか言ったんだったの。

答は「春」
正にコレ、私の美学そのもの解答！
子供がこう言えば可愛いのは当然よね。
でも私は幾つになってもこう言いたい人。
馬鹿でいいの。
おばあちゃんになってもまだ同じ事を言ってる予定。

彼は私がこういう私でいれるために、自分がどんな悪を背負う事になっても守ってくれる男性だと思ったんだよね。

だから私は身を切ったし、尽くしたし、耐えた。

こんな話しもしたの。
「人は良心を持って生まれてこないんだよ。
生まれながらに持ってるのは、食欲とか物欲とか、そういう欲だけ。つまり生きる本能。」
「良心は体が成長するのと同じで、自分の中で育てていく心。だから人によって良心の形は違う。」
「欲望は誰でも生まれながらに持ってるから理解しやすいけど、良心という優しさは個人個人の手作りみたいなモンだから、誤解されたり偽善だと思われやすい。」

「だから貴方は悪人ではない」と。

だから最近の私はこれらを踏まえて、こう話したよ。

「貴方は誰にも似てないから、人からは誤解ばかり受け、内面までをも理解はしてもらいづらい。表面上わかった振りして信じた振りして黙ってる、自分が傷つく事だけが大事で貴方の心にぶつかり、受け止める気持ちのない人には渡したくない…」